ITパスポート|勉強方法、スケジュール、アプリ|初心者受験体験記

はじめに

ITパスポート試験に独学で合格しました。本記事では、勉強方法・スケジュール・おすすめアプリや参考書・学習サイトなどを、実際の体験談を交えて紹介します。これから受験する方が効率よく勉強できるようにまとめました。

自己紹介

私は、2025年4月に未経験からシステムエンジニアへ転職しました。
そして、新たなキャリアの第一歩として、最もハードルの低い国家試験である「ITパスポート」に挑戦しました。

なぜITパスポートを受けようと思ったのか?

今後はネットワーク系エンジニアとしてのキャリアを見据えており、
IT全般の基礎知識を体系的に身につける必要があると考え、受験を決めました。

ITパスポート勉強方法

1.使用教材

1.

高橋 京介

【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)

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私は参考書に

『令和7年度版 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』 を選びました。

理由は、初学者でも理解しやすい平易な解説と、重要な範囲を「出る順」にまとめた問題集が一冊に入っている点です。

また、最新シラバス(令和7年度)に対応しているため、古い内容で勉強してしまう心配がありません。

この一冊で「全体像の把握+問題演習」まで完結できるので、独学で効率的に勉強するのに最適だと感じました。

2.付属の過去問アプリ

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参考書の著者が過去問を解説しています。動画による講座もあり、参考書を読むのが苦手な人は動画から入るのも良いと思います。

2.スケジュール

ここでは、私が実際に取り組んだ勉強スケジュールを紹介します。

全体の流れは 「参考書によるインプット → 過去問演習でアウトプット → 受験申込 → 本番」 というシンプルな構成です。

学習の流れ

step.1:参考書を一通り読む(GWの3日間)

まずは全体像を把握するため、GWを使って参考書をざっと通読しました。

step.2:アプリで過去問演習(5月~)

通勤時間を利用し、毎日30分ほどアプリで過去問を解きました。正答率が60%を安定して超えた段階で「受験できる」と判断。

Step.3:受験申込 → 本番へ(6月)

正答率の安定を確認後に申込。短期集中の学習を活かして受験しました。

<キーデート>

⭐︎4月27日(日)〜4月29日(火):参考書通読(2時間/日)

⭐︎5月8日(木)〜:アプリによる過去問演習(通勤中30分/日)

⭐︎6月18日(水):受験申込

⭐︎6月21日(土):受験

他資格との並行学習

・統計検定準1級:5月中(平日45分/日、休日3時間/日)

・情報セキュリティマネジメント試験:6月2日~25日(平日45分/日、休日2時間/日)

3.勉強方法

3-1.参考書の使い方

勉強のスタートは参考書の通読から始めました。

ここでの目的は「用語を細かく覚えること」ではなく、ITパスポート試験の全体像をつかむことです。

章末問題については特に重要です。最初は解けなくても構いません。「どんな問題が出るのかを知ること」と「インプットした内容をアウトプットしてみること」の2つを目的に取り組みました。

この段階では「理解度のチェック」というよりも、試験範囲の全体像を把握することを最優先しました。

3-2.過去問アプリの活用

理解を深める中心は過去問アプリでした。通勤時間の30分を活用し、毎日少しずつ問題演習を進めました。

特に重視したのは「間違えた問題の復習」です。

間違えた時にそのままにせず、

知識不足だったのか 覚えた内容の解釈を誤っていたのか 問題文の読み違いだったのか を必ず振り返りました。

また、正解した問題でも「なぜ正解できたのか」を確認することが大切です。たまたま正解したのか、しっかり理解して解けたのかを見極めることで、知識の定着度合いが分かります。

この「復習サイクル」を意識したことで、解答力が着実に上がっていきました。

3-3.学習リズムの工夫

平日は「短時間 × 習慣化」を意識して、通勤中のスキマ時間を活用しました。具体的には、通勤電車の30分を過去問アプリ演習に固定し、「やるかどうか」ではなく「やるのが当たり前」の状態を作りました。これにより、1日ごとの進捗は小さくても、積み重ねると大きな学習量になります。

一方、休日は「まとまった時間を使って別の資格の勉強」に充て、平日とのメリハリをつけました。特に統計検定準1級や情報セキュリティマネジメント試験の学習と並行していたため、「平日はIT系、休日は統計」というようにテーマを分けることで頭の切り替えがしやすくなり、集中力を維持できました。

このように、時間帯や曜日ごとに学習内容を切り替える工夫をすると、複数資格の並行学習でも混乱せずに進められます。

なお、今後は「勉強を習慣化する方法」についても別の記事でまとめていく予定ですので、興味のある方はそちらも参考にしていただければと思います。

3-4.モチベーション維持のコツ

勉強を続けるうえで一番大切なのは「今日も少しでも前に進んだ」という実感です。モチベーションを保つために、私は以下の工夫を取り入れました。

アプリで解いた問題数を確認する  数字として積み上がっていくのを見ると、「今日も一歩前進できた」と実感できます。 正答率の上昇を確認する  たとえ1%の変化でも「昨日よりできている」とわかると、自信につながります。 勉強時間や日数をカウントする  「累計でこれだけの時間を投資した」という事実が、挫折しそうな時の支えになります。 学びの振り返りをする  「今まで知らなかったことを理解できた」という成長を言葉にすると、学びの価値を再確認できます。

こうして「今日はこれだけ進んだ」「今までこれだけ積み上げてきた」と自分自身に見える化することで、勉強は単なる努力ではなく習慣として根づいていきます。

この考え方は、ハーバード・ビジネス・スクールのテレサ・アマビール教授の著書

『マネージャーの最も大切な仕事 ― 95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』でも紹介されています。

人は大きな成果よりも「小さな進捗」を感じられたときに最もやる気が高まる、という研究結果が示されているのです。

学習も同じで、毎日の小さな進歩を意識的に記録し、喜ぶことがモチベーションの源になります。

3-5.受験直前の取り組み

試験1週間前は「広く浅く」ではなく「弱点の集中克服」に絞りました。

特に直前期は、過去問で間違えた箇所だけを集中的に解き直しました。

また、すべての分野を網羅するのではなく「苦手だけど出やすいところ」に優先度を置き、逆に「出題頻度が低い分野」は思い切って捨てました。ここで大切なのは 「完璧を目指さない」こと です。

直前期に「全分野を完璧に仕上げたい」と思うのは自然ですが、実際にはそれは不可能に近く、かえって焦りや不安を生む原因になります。国家試験は多くの場合「6割取れれば合格」なので、残りの4割を無理に埋めようとするより、確実に取れる6割を固めるほうが戦略的です。

「完璧主義を捨てる」ことで心に余裕が生まれ、当日も落ち着いて受験に臨めました。結果的に、この割り切りが合格に直結したと感じています。

4.勉強実績記録

ここでは、実際に過去問を解いた時の正答率の推移を紹介します。

まず最初の記録は 5月11日 に1年度分の過去問を解き終えた時点で、正答率 68.4% でした。

その後の結果は以下の通りです。

・50.6%

・74.3%

・65.4%

・76.7%

・65.9%

・77.8%

このように、波はあるものの 徐々に安定して70%前後を取れるように成長 していきました。

そして 受験を決めた6月18日時点で76.7% を記録しており、合格ラインを超える手応えを感じました。

さらに、勉強期間全体を通しての総合データは次の通りです。

全体:647問ー71%

ストラテジ:246問ー75%

マネジメント:130問ー69%

テクノロジ:271問ー68%

ここまでのデータをまとめたグラフ(アプリのスクリーンショット)を載せます。

過去問は令和2年度〜令和7年度の問題を解きました。直近の5年分くらいで十分かなと思いました。

試験当日

試験当日は、いつも通りに起き、午前中は情報セキュリティマネジメント試験(SG)の勉強を行いました。試験は 13:45~15:45 だったため、昼食は軽めに サラダとブルーベリー、プロテイン を摂り、会場へ向かいました。

試験開始10分前に到着し、トイレを済ませた後、受付を行いました。会場には約10名ほどの受験者がおり、20代前半の方が多い印象です。CBT形式の試験のため、PCの前に座り、マウスで選択肢を選んで回答していきます。

会場はやや暑く、前の席との距離も近いため、足を伸ばすと何度か前の人に蹴られてしまいましたが、集中を切らさず取り組みました。

全100問を回答し、満足したので試験終了ボタンを押すと、その場で各分野(ストラテジ/マネジメント/テクノロジ)と全体の合計点が表示されました。結果は、合格点を超えていました。

数時間後には、マイページから詳細な結果も確認できます。

・総合評価点:680点

・ストラテジ系:560点

・マネジメント系:620点

・テクノロジ系:750点

試験中の集中ポイント

時間配分を意識する:難問に時間をかけすぎず、まずは解ける問題から回答

分野ごとの切り替え:ストラテジ、マネジメント、テクノロジを意識的に区切って解答

迷った問題はチェックして後で見直す:焦らず効率的に

深呼吸でリセット:焦りや緊張を感じたら一呼吸置いて落ち着く

当日のアドバイス

昼直後に試験を受ける場合、昼食は軽めにして消化の良いものを摂る

試験前の勉強は軽く復習程度に留める

普段通りの生活リズムで臨む

会場で焦らず、少し余裕を持って到着する

5.合格後の振り返りと今後の学習習慣化

合格後に感じたこと

ITパスポート合格後、まず感じたのは「小さな積み重ねが確実に成果につながる」ということです。通勤時間やすきま時間を活用した学習でも、継続することで合格点に届く力が身につきました。未経験からのスタートでも、正しい方法と習慣化があれば十分戦えると実感できたのは大きな収穫でした。

学習を通じて得られた気づき

短時間でも毎日継続することの大切さ アプリや参考書を「繰り返し活用」することの効果 間違いから学ぶ復習サイクルの重要性

この3つは、今後の資格勉強や業務にもそのまま活かせる学びになりました。

次に挑戦する資格

ITパスポート合格をきっかけに、次は 情報セキュリティマネジメント試験(SG) や データベース関連資格 に挑戦していく予定です。ネットワークエンジニアを目指すうえで基礎力を強化し、キャリアの幅を広げていきたいと考えています。

学習を習慣化するために

合格後も大切にしているのは「学習を日常生活の一部にする」ことです。

通勤時間はアプリ学習 夜は30分だけ参考書や問題集 休日はまとめて復習

このようにルーティン化することで「勉強しなきゃ」ではなく「自然に勉強する」状態を作れます。

今後は「勉強を習慣化する方法」についても別記事で詳しく紹介する予定です。勉強が続かないと悩んでいる方に役立つ内容にしたいと思っています。

これから受験する人へ

ITパスポートは「IT分野の登竜門」とも言える試験ですが、単なる資格試験にとどまらず、IT全般の基礎を体系的に学べる良いきっかけになります。

完璧を目指さず、60%を取れれば合格できると割り切って挑戦することが合格への近道です。

6.まとめ

今回は、未経験からITパスポート試験に挑戦し、約1か月半・20時間の学習で合格できた体験を紹介しました。

記事のポイントを振り返ると:

参考書で全体像を把握し、過去問アプリで徹底的にアウトプット練習

短時間でも毎日継続し、勉強を生活リズムに組み込む

正答率の推移を記録し、少しずつ前進している感覚を大切にする

直前期は苦手分野に集中、完璧を求めず60%合格ラインを意識

当日は落ち着いて受験し、習慣化した勉強の成果を発揮する

という流れでした。

今回の合格を通じて学んだのは、

「小さな積み重ねが大きな成果につながる」 ということです。

今後は、情報セキュリティマネジメントやデータベース関連資格など、さらにステップアップしていく予定です。また、「勉強を習慣化する方法」についても記事にまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

最後に、これからITパスポートに挑戦する方へ。

完璧主義にならず、毎日少しずつ前に進むこと。

これが一番の合格への近道だと思います。応援しています!

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